
トップメッセージ
Top message
工学博士中村守保先生を中心に、2011年に発足した「理世都市環境管理工学研究所合同会社」は、地球環境と一体化した都市環境を構築するため、都市ネットワークシステム、効率的エネルギー供給、永続的な生活基盤の構築・向上するための研究・開発を進めてまいりました。 私たち「株式会社理世」は、その夢を具体化するために、「人と地球の共生」「社会生活環境の向上」を理念として、世界中の有識者・技術者や地方自治体と連携を図りながら、生活の豊かさを損なうことなく、「安心・安全」に暮らせる環境を「安定」して提供する、永続的な生活基盤となる都市の構築を目的に設立しました。
石油は、人類の文明が始まったといわれる5000年前から、使われてきました。火というエネルギーを制したからこそ、人類が発展したといえます。16世紀には石炭を動力源として使い始め、人間の生活に役立たせることで、私たちの生活は豊かになってきました。そして18世紀半ばに産業革命が起こり、これら化石燃料の大量消費が始まりました。それ以降、その消費はますます拡大し続けています。 化石燃料は、灯油やガソリンに加工されたり、火力発電の燃料となったり、プラスチックの原料になったりと、私たちの豊かな生活を支える重要な存在です。その一方で、化石燃料の濫費は、多量の温室効果ガスや大気汚染物質が排出され、地球温暖化・極端な気象現象等の環境の激変、健康被害、生態系の崩壊などの環境問題のみならず、人々の社会生活における格差を広げることにもつながっています。地球環境や社会環境を犠牲にすることにより発展してきた現代社会は、既に限界を迎えようとしています。
株式会社理世は、化石燃料を使わずに、必要な時に、必要な場所に、必要な物やエネルギーを、効率的に、安全に届けるために、スマートコミュニティを中心とした都市ネットワークを構築し、スマートEV充電システムとEV化による物流の脱化石燃料化、化石燃料を使用しない廃棄物処理・リサイクル装置、不安定な自然エネルギーを安定して供給する発電・蓄電システム、被災時でも電力を確保する小型発電機などを展開し、「安心」して暮らせる、「安全」な生活基盤を、「安定」して供給できる都市環境を目指します。
代表取締役 杉岡 寿一
理世とは
理世とは、世界(大宇宙)の原理・摂理を意味します。全ての生命・物・エネルギーはこの原理に従い、形を変え循環しています。植物は、栄養を得て、芽生え、成長し、朽ち、次世代の栄養になることで、循環する環境を作り、永く繁栄を続けてきました。この原理に則ったうえで、その循環に入り、我々の生活に利用し、そ の循環に戻すことで、地球環境の一部となり、持続的な社会を築くことができます。